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鍼灸治療
chapter 2

副作用に関して

鍼灸治療は主に自律神経などを介した反射作用により様々な効果を引き出す側面があります。経穴への刺鍼に対する反応は個人差が大きく、また、同一人物でもその時の体調や気分などにより反応に差が生じます。一般的には、身体の反応に対して刺激量が大きかった場合に上述の副作用が生じる傾向があるようです。鍼灸治療に慣れていない方、普段よりも疲労感が強い方、高齢者の方、慢性消耗性疾患の方などの場合には、軽めの刺激(治療)を行うことにより副作用が生じないように工夫しています。

●鍼灸治療において「瞑眩(めいげん)」と言う言葉があります。これは治療後、逆に身体がだるく感じたり、眠くなったりと一時的に症状が悪化したように感じることです。治療をした全員が体験するわけではないのですが、これは症状が良くなっていく上での一過程とされており、治療上では好ましい反応とされています。心配したり、治療を中止する必要はありません。

●鍼治療の後、微熱が出る人があります。微熱は数日で治まります。細菌が感染したのではありません。免疫力が上昇したために起きた現象と思われます。

●治療後の過ごし方で、また調子が悪くなる方もいます。
治療後は、新陳代謝が改善され、風邪の引き始めのような体調になります。免疫が高まり、血管、汗腺も広がります。その時に、エアコンの冷気、扇風機の風などを患部に当てたりすると、急速に冷やすことになり筋肉がこわばることがあります。筋違いを起しやすいのでご注意をお願いします。
アルコールなどは、血液循環が良くなっているため、酔いやすくなったりします。ご注意下さい。

以上、鍼灸治療の副作用を述べましたが
そのほとんどが、一時期の違和感、見た目などの不都合はありますが、症状がひどくなったり、回復が遅れたりすることはありません。 

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