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コンセプト
chapter 2-1

どのように治療をするの?

 どのような症状でも、患部と全体を診ていきます。からだ全体の状態を診ることで全体が患部に、また患部が全体に及ぼす影響を理解します。そして患者さんが不快に思っている場所や痛みのある場所の診察に入っていきます。

 例えば足首を捻ってしまったとしましょう。足首が赤く腫れてズキズキした痛みが出ます。足を動かすことさえ困難で足を着けば激痛が出ます。からだは患部を悪化させない為にも周辺の筋肉や組織を緊張させて極力動かさないように努めるのです。その結果ふくらはぎやすねが張ってきたり、時間が経つにつれてももが緊張し、股関節、腰へと緊張が派生してその他の部位にも疲労や痛みを引き起こすことになるのです。この二次的障害が後々からだにいたずらをしていきます。患部が治ったのに腰が痛い、ふくらはぎが張っているなど様々な症状を患者さんは伝えてきます。

 患部の治療を最優先に行なって早期回復を目指すと共に、二次的障害にもアプローチをして、将来的に起こり得る症状を予防していくことを基本に当院では治療を行なっております。

 

chapter 2-2

これだけの治療ではないのです!

 ここで大きく関与してくるのが先ほどの問診、お話です。既往歴、精神状況が現在の症状を引き起こす場合が多々あり、そのことに対する治療も必要となってくるケースが実に多いのです。怪我をした後は同じ動作をすることに恐怖感を抱いてしまってパフォーマンスが落ちてしまったり、生活動作を自然に制限してしまったり、すぐに痛みが出やすくなってしまったりと悪影響を及ぼします。そのような心的影響を除去すべくからだに教育をしていきます。緊張の除去や運動療法による強化、また同じような症状で悩んでいた方の克服例を話したり、症状に対する捉え方・付き合い方など克服するための自信を患者さんに身につけてもらうのです。

 このような私の治療経験から6つの視点を基に診察・治療を進めていく方法が生まれ、状態によって6つを組み合わせて治療することで効果を上げています。

previous不安の解消から治療がスタートします